「自分なりに頑張ってるのに・・・」その努力はアフィリエイト成果に繋がっているか?
「このままブログ記事を書き続ければいいのか?」
「ペラサイトを量産していればいいのか?」
「成果は出るのか?」
この手の悩みは誰でも一度は通るもの。
アフィリエイトといえども、
さすがに努力無しで成功を目指す人は減ってきている気がします。
日々、努力しているのに成果がでない人は、
努力の力が分散してしまっている
のどちらかではないかと思います。
では、どうしたら「今日の作業」が「目指すゴール」に直結するのか?
状況毎に段階を分けながら、対策を考えていきたいと思います。
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努力の方向性が間違っている場合
努力の方向性が間違っていたら元も子もありません。
まずはこちらの図で、努力の方向性を合わせるための全体像を確認してください。
ゴールを明確化しているか?
ゴールにたどり着く話をする前に、意外にもゴールの設定自体が曖昧な
ケースがあります。
・いつまでにどの程度稼ぎたいか?
副業でも何でもビジネスである以上、これは外せません。
・どの分野、商材で勝負するか?
自分の強みが発揮できる分野はなにか?
自分が本気で良いと思って人に紹介できる商材はあるか?
・どういう人をターゲットにするか?
自分の商材、スキルがもっとも役に立つ人は誰か?
その人はどんな悩みを抱えているか?
・どういう方法でアプローチするか?
ブログ、SNS、メルマガなど、どういう媒体を使うか?
無料レポートなどのオファーはやっていくか?
・その後の展開は視野に入れているか?
アフィリエイトをしながら、いずれはそのジャンルで
自分ビジネスを始める希望があるか?
ゴールの設定のためには最低限、この程度の項目は決めておく必要があります。ただ、これから始めようという初期の段階で全ての項目を決めろというのは無茶な話です。最初は日々ブログやメルマガで情報発信をしながら、
1ヶ月くらいかけて方向性を絞っていくと良いと思います。
初心者なら今日のところは、「こういうことが必要なんだな」くらいに頭の片隅に留めておいて下さい。
ポジショニングやターゲティングが絡む作業は、ある意味、始まりでもあり、ゴールでもあります。
この禅問答のような問いには、まずは決め打ちせずに大体の方向性だけを定めて動き出し、動きの中で自分の答えを見つけていくしかありません。
ゴールへのルートを明確化しているか?
ゴールへのルートというのは、ここではマーケティングプランを
想定しています。
マーケティングプランの例)
ブログ、Youtubeで情報発信して集客
→無料オファーにより見込み客化
→商材Aを販売
→上位版の商材Bを販売
→最終的に自分の商品・サービスの販売(自分ビジネス)
全体像としてはこのような形になります。
マーケティングプランとは、どうやって情報発信して見込み客を獲得し、
売りたい商材への成約に繋げるか、という一連のシナリオのことです。
このシナリオがあることで、最終的に自分がしたいことが明らかになり、日々の情報発信の方向性にブレがなくなっていきます。
ゴールへのルートに一貫性があるか?
ゴールへのルート(マーケティングプラン)ができたら、集客から最終的な目標までの各ステップに自然な繋がりがあるか?無理な飛躍がないか?確認が必要です。
例えば、商材Aを欲しいと思う客層と、自分ビジネスで提供するサービスを欲しいと思う客層が若干違う場合はシナリオに問題があります。
商材Aが運動メインのダイエット教材なのに、あなたのサービスは食事の改善をメインにしているフィットネスコンサルの提供だとします。このようなケースでは、最終的なサービスへの移行率が格段に落ちてしまいます。
ゴールというのはあなたの決めたゴールですが、ゴールへのルートは、実はあなたがターゲットとして選んだお客さんをどこに連れて行きたいのか、というロードマップでもあります。
お客さん目線で見たときに、そのルートが真っ直ぐと無理な段差がなく、自然なつながりで伸びているかを考えてみてください。
仮説を立てているか?
いつまでに、どれくらい稼ぎたいか、といったゴールがあるわけですから、
逆算思考で考えれば、
無料オファー登録率や商材Aの成約率が何パーセントくらい必要か?
そのためには、どのくらいのアクセス数を集める必要があるか?
アクセスを集めるためにどの程度のコンテンツ量、記事量が必要か?
といったことが計算できます。あくまで一般的な数値を入れた仮説なので、完璧を求める必要はありませんが、このたたき台があるからこそ、後々の定点観測が意味を持ちます。
ゴールへのルートや一貫性が日々の作業方針に落とし込まれているか?
例えば、
Q:最終的に自分のところに来て欲しいお客さんが本当に興味を持つ記事を書くにはどうしたら良いか?
A:未来の見込み客が持っているだろう悩みをあらわすキーワードを使って記事を書く作業ルールを設けよう。
Q:どこで方向性の確かなキーワードを集めることができるのか?
A:お悩み相談掲示板でネタを拾って、キーワードツールで精査してみよう。
といった考え方で具体的な作業方針に落とし込む過程も欠かせません。
仮説を実証するためにアクセスアップに意識を集中したとしても、成約に繋がらない客層を集めていては意味がないからです。
日々の数値を定点観測しているか?
綿密に計画を立てて進めても、計画通りに行かないことはあります。
そのために、どこをどう改善したら良いか把握し、絶えず微調整をかけていけるように、主要な数値を決めて定点観測していくことが必要です。
この段階まで来ていればもう自分で、何がゴールに繋がっていて何か繋がっていないか分かるようになり、不安や悩みという漠然としたレベルの問題は消えているはずです。
物事の仕組み、原因が分かれば、打ち手を考えることができます。
しっかり計数管理をしていれば、
今日自分が書くブログの1記事が、いくらの価値を持つのか?
将来的に何人の見込み客を連れてきてくれるか?
などの平均値を把握できるようになります。
自分のやっていることの意義が分かれば、モチベーションも上がるというものです。
努力の力が分散してしまっている場合
虫眼鏡で太陽光を集めるように、あなたのリソース、すなわち限られた時間を一極集中して結果に繋げてください。
色々なルートを並行して進めようとしていないか?
ブログをある程度書いていてもアクセスが伸びないので、Facebookをやってみたり、Twitterをやってみたりしていると、努力が薄く広く伸びてしまいます。
例えばブログから始めたなら、最低でも100程度の記事を書いて、仮説の検証、改善などをしてから、他のメディアの開拓をしていった方が良いと思います。
とにかく、一定の成果がでるまで、あなたの力を一箇所に集めて下さい。努力の方向性さえあっていれば、自分でも安心して努力を積みかさねていけるはずです。
やり方を頻繁に変えていないか?
ゴールの設定が曖昧な人にありがちなケースです。
「6ヶ月以内に月10万円稼げるようになりたい」といった、一件具体的に見えるものの「どうやって?」の部分が抜けているゴールを設定した場合、この問題に陥ってしまいます。
例えば、こんなストーリー展開になります。
「とりあえず即金性のありそうな、せどりから始めて、2ヶ月目で6万円くらい稼ぐ。目標の10万円に届かないのでFXをやってみる。せどりで稼いだ6万円以上の損失を出して2ヶ月で一旦投資活動を休止。少ない元手で始められるアフィリエイトに興味を持つが、何となくブログを書いているものの、2ヶ月経っても報酬が発生していない。」
この例では、最初のせどりからスタートしてすでに半年経過しているわけですが、限られた時間の中で成果を出すなら何かに一極集中したほうが結果も早く出ます。
但し、一極集中する前には、まず前段で説明したように努力の方向性があっていることを自分なりに確認することが大切です。当たり前のようですが、ゴールに繋がっていない道をいくら進んでも、ゴールにたどり着けないからです。
正しい努力をしているという実感
ゴールを設定
↓
ゴールに向けて一貫性のあるルートを設定
↓
仮説を立てて、日々の行動に落とし込む
↓
リソース一極集中で一定の成果を目指す
↓
定点観測と改善でさらに上の成果を目指す
大筋をまとめるとこうなりますが、
あなたはどの辺の段階でしたか?
特に、努力の方向性を合わせるための各段階は面倒だと感じる人も多いかと思います。アフィリエイトは、マーケティングビジネスですから、まじめに稼ごうと思えばそのための戦略も至極まじめなものになってしまうのは仕方のないところです。
それよりも、地道な作業を日々続けるアフィリエイトであればこそ、自分にとって「この努力を続けていけば報われるんだ!」という見通しが何より重要なことではないでしょうか。
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