スマホでブログを書くのが困難な理由のNO.1は高速で文字入力が出来ないことでしょう。
ブログでの情報発信無しに、ネットビジネスは語れません。スマホだけでやっていくなら、まずはスムーズに文章作成が出来る環境が必要です。
ということで今回はワイヤレスキーボードを探すときにチェックするべき項目と、私がまず1台目のキーボードとしてBluetooth接続の、Apple Wireless Keyboard (JIS) MC184J/Bを選択した理由をまとめました。
iOS用Bluetoothキーボードを探すときにチェックするべき項目
「ワイヤレスキーボードなら何でもいいんでしょ?」
私もそう思っていました。そこらの日本語配列キーボードをつないでも、英語配列のキーボードとして認識されてしまうと知るまでは・・・。
何が問題かというと、キーを押しても、キートップに刻印された通りの文字が出てこないことです。特に記号の辺はめちゃくちゃです。簡単な記号一つ出すことができずに、辺り一帯のキーを押して探す羽目になります。もうこの辺でほとんどApple純正キーボードにしようと思っていたのですが、一応その他のキーボードと比較する際にチェックすべき項目を考えてみました。
携帯性
・サイズ
・重量
・折りたたみ式かどうか
バッテリーと稼働時間
・充電式か乾電池式か?
・乾電池ならサイズや本数はどうか?
・バッテリーや電池はどのくらい持つか?
キー配列・特殊キー
・日本語配列で刻印通り利用出来るか?
・特殊キーの実装は?
・iphone, ipadならではのキーがあるか?
・キー配列に変わったところはないか?
性能・品質
・キーボードとして不具合はないか?
・製品としての安定感は?
使用感・打鍵感
・キーピッチ
・キーストローク
・フィーリング
セキュリティ
・通信規格、暗号化など
Apple Wireless Keyboard の実力は?
いろいろチェックする項目がありますが、これらを全部チェックしても、アップル純正キーボードは1,2位のレベルでした。詳しく見ていきます。
携帯性
サイズはA4用紙より小さいです。一番厚い部分(電池収納部)でも18mmなので、持ち運びもそれほど苦にならないかと思います。
重量は単3電池2本込みで315グラムでした。リュウド社の折りたたみ式製品で、良さそうな機種がありましたがそちらは単4電池を2本いれると214グラム。100グラムの差は若干ハンデですが、テーブルなどに置いたときの安定感はApple純正キーボードの方がかなり良いとも言えます。
また、もちろんですがApple純正キーボードは折りたためません。
今回の検討基準では、しっかり文章がタイピングできることを重視していますので、携帯性はこの程度でOKとしました。
バッテリーと稼働時間
単三乾電池2本で最長9ヶ月稼働する仕様です。
どのみちスマホやタブレットの方が先に充電が必要になるので、キーボードもUSB経由で充電出来る方が良いという人もいます。ただ、その分余計にUSBケーブルが必要になると面倒かと思います。
実際の運用を考えると、最近のワイヤレスキーボードはどれも稼働時間が長いため、私は毎日充電したりしないと思います。いざ充電が切れたときに、どこでも手に入る乾電池で動くのは一つの安心材料です。
キー配列・特殊キー
さすが純正品。日本語配列で刻印通り打てます。
F1~F12のキーはありますが、音量調整などの特殊キーと共通です。スマホではあまり使わないと思いますが、F1などを押すには、Fnキーと同時押しが必要です。
また、おかしな配列になっているキーボードはだいたい右下の部分がユニークです。無理に矢印キーを詰めこんで使いにくい配列になっているキーボード等もあるので注意して下さい。
その点、Apple純正キーボードは標準的な配列になっています。矢印キーは文章入力をする際、特に重要ですから上下左右に押しやすく配列されているものを選ぶのがおすすめです。
強いて言えば、純正キーボードはCapsとCtrlが普通のキーボードと逆配置です。capsキーはほとんど使わないので、むしろ慣れたらこちらの方が使いやすいと思います。
ちなみ、純正キーボードには、他の機種でみられるiphone,ipadの「ホームボタン」キーがありません。
性能・品質
キーを打てば遅延なく、正確に反映されます。水平面においたときにもガタつかず、安定しています。
また、折りたたみ式を検討するなら、開いた状態をしっかり維持できるか?突然中折れしたり、通常使用で「たわんだり」しないか?等チェックして下さい。
使用感・打鍵感
キーピッチ(実寸19mm)、キーストローク(実寸2mm)共に申し分ありません。
適度な反発感で、リズムよくタイピングできる気がします。また、安いキーボードにありがちな、打鍵の際のひっかかり感などはなく、キーの端を押しても比較的水平にキーが沈んでいきます。
こればかりは感覚の問題なので、できれば大型の家電量販店やショップに行って実際に触ってみると良いと思います。
セキュリティ
スマホで作業するなら、公共の場にいることも多いはずです。そんな環境で、ワイヤレスキーボードを使うなら、盗聴や傍受の可能性も考える必要が出てきます。
公式には仕様が公開されていないようなので、Apple社サポートに問い合わせてみました。
「SSP(Secure Simple Paring)及びペアリングの際にランダムに発行されるコードによって、セキュリティは高いものになっている。」とのこと。
心配なら、とりあえずキーボードの利用をしないときは、スマホ側でBluetoothをOFFにしておきましょう。
純正キーボードのデメリット
値段が結構高い(7,000円前後)ので、これが数少ないデメリットかもしれません。
もう一つのデメリットは ホームボタンがないことです。スマホで作業をするときに、ちょこちょこと画面をタッチする羽目になるのは、結局どのキーボードを付けても同じですが、少しでもキーボードで操作できる項目があれば有り難いです。
これはVoiceOver機能を使った対応策があるらしいので、その辺もあとで検証してみたいと思います。
1台目はApple純正キーボードに決定
iphone,ipadでまともに使えそうなキーボードは折りたたみでも、非折りたたみでも、大体7,000円前後が相場のようです。ちょっと変わったキー配列の1,500円を切った商品もありましたが、今後一番使うであろう機器にお金をかけるのは間違っていないと考えました。
ということで、若干ですがアマゾンが最安だったので早速注文してみました。
開封からペアリングまで
せっかくなので開封からペアリング(接続)までやってみましょう。
箱を開けると新品デバイス特有の臭いがします。(なんと、新品Macの臭いのする香水が作られた事があるらしいです!)
電池収納部が、デザインと機能を兼ね備えている。
アマゾンの罠!?
マニュアルを参考に、iphone,ipad側で「設定」→「Bluetooth」と進みBluetoothをONにして、キーボード側の電源ボタンを押します。
反応無し。
なぜか電池が入っていませんでした。
マニュアルの記載内容。
アマゾン購入の罠かもしれません。こういうのが気になる人は公式通販がおすすめかと思います。
ペアリングは簡単
電池をいれて、再度キーボード側の電源ボタンを押すと今度はちゃんと反応がありました。
あとは表示される4桁のコードをキーボード側でタイプして、エンターを押せばペアリング完了です!
この画像はipadのものですが、iphoneでも同じ手順でペアリングできました。
注意点
ところで、キーボードが接続されたままだとロック画面にソフトキーボードが出ないので注意が必要です。ロック画面からいきなりキーボードでログインできるようになっています。いつも通りスワイプした後、キーボード側でパスコードを入力し、エンターキーでロック解除できます。
まとめ
今回はiOS用Bluetoothキーボード探しのチェック項目と、私がApple純正のワイヤレスキーボードを選んだ理由についてでした。
ざっとまとめるとこんなところでしょうか。
スマホ、タブレットだけでネットビジネスをするなら、外付けキーボードがあるとはかどる!
iOS用Bluetoothキーボードを探すならまずキー配列をチェックするべし。
迷ったらApple純正キーボードがおすすめ。
Amazonで買ったキーボードには電池が入っていないことがある。
ペアリング自体は簡単!
キーボードを接続すると、ソフトキーボードは表示されなくなる。(そんな時はイジェクトキーを押す。)
次回はキーボードを使って実際に文章を書くとどうなるか、見ていきます。
ではまた!
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